最近の葬儀事情について

樹木葬とは

時代というのは、常に変化しているものです。いつの時代も、その変化に対応してきました。人々の暮らしの変化がある都度、社会も変化してきました。
その変化の1つに、お葬式です。

今の世の中は遺族に迷惑をかけないとい個人の遺言などもあり、葬儀もコンパクト化して家族葬というものが主流になりつつあります。時代の変化はそれだけではありません。埋葬方法も、変化しました。

核家族化が進んだ影響か、葬儀も家族葬となりましたが、埋葬方法も変化しました。一般のお墓よりも、樹木葬を選ぶ人が実に多いということです。
桜の木の下で、多くの人が埋骨されます。価格は一般の墓石よりもはるかに安価で、しかも永代供養です。

核家族化が進み、子供が遠方でなかなか墓参りができない、また子供がいないので墓石を持っていても守っていく人がいないといったことで樹木葬を選ぶ人が多いのです。骨は土に返り、自然とともに永眠できるというのが人気の理由の1つです。

また、樹木葬ならば春になれば誰かしらお参りに来るし、また桜を見に来る人がいるから、寂しくないという理由もあります。
時代はどんどん変化していきます。人は知らぬ間に自然摂理にともなって、返っていくのです。

ちなみに樹木葬という埋葬方法を考えた際に、実際に植えてもらう花木を1つに選ぶのは非常に難しいです。多くの方が選ぶのは好きな花、誕生月に見ごろにな る花、気に入った意味を持つ花木などです。こうした樹木葬用の花木が多くの種類から選べる霊園もあります。一般的に霊園全体に四季の樹木が咲き誇っているため、変わった種類の花などを選んでも自然と溶け込んでくれます。